台風の中での学会

　京都の佛教大学を会場にして開催された今年の日本教師教育学会は，初日から大型台風18号の襲来で悪天候に悩まされた。１日目は分科会の司会を済ませてから，総会では会計監査の報告をすることがミッションだった。２日目はグループでの研究発表をしてからその仲間たちと有名ラーメン店へ。私だけ午後の予定をカットして，そのまま長野へ帰るべく新幹線へ。ところが…，富士川の水位が警戒基準を超えたため東海道新幹線は名古屋止まりとなり，京都近郊の在来線も運休だらけ。だから京都駅構内は人があふれて大混乱(>。<)。
　私は人混みをかき分けて新幹線乗り場までたどり着き，とりあえず名古屋まで移動した。ところが，長野行き特急電車は運休していて，長距離バスの最終便も出発した後だった。結局，運転再開は最終電車となり，名古屋駅構内に５時間待ったことになる。今はこうして超満員の特急「しなの」の車内で，ぼやきのようなブログを書いているけれど，この台風では死傷者も出たみたいだし，大被害を受けた世帯のご苦労を思うと，私なんか文句を言うレベルじゃない。そもそも，学会事務局や大会実行委員の先生方は，気の休まることのない大会だったのではないだろうか。本当にお疲れ様でした。