南の島

　日曜日の今日，東京に着いたとたんに汗だく(^-^;
異様に暑いアスファルトの道を歩き，某教科書会社の編集会議に出た。４時間にわたる会議を終えた後の中華料理店での談義中，ベテランの編集委員の先生が経験された「南大東島」の旅行話で盛り上がった。南大東島とは，沖縄本島から東に約360km離れたサンゴの島だ。いわゆる環礁が数回の隆起を経てできた周囲20kmあまりの島で，私にとっては，失礼ながらNHKラジオ第二放送をつけたときに流れる気象情報でしかその島名を聞く機会がなかった島だった。那覇空港から飛行機で南大東空港まで約１時間，那覇市の泊港から週に１～２便出航する船では約13時間を要する。そのベテラン先生は，取材のみならず家族旅行でもこの島を訪れてユニークな経験をされているが，観光地ではない島の魅力を語ってくださった。
　  一方，すでに夏休みに入った高校生の娘は，いま奄美大島へオプションの体験旅行に出かけている。こちらは羽田から飛行機で２時間あまりで行ける鹿児島県に属する観光地で，奄美群島国定公園の一部にもなっている。ここでの体験がどんなにおもしろいのかは，来週自宅に戻ってくる娘の話で楽しむことにしよう。

　明日もまた東京は猛暑らしい。南の島の木陰でのんびり昼寝でもできたら幸せだと思うけれど，明日は武蔵村山市の学校へ行く。東京のアスファルトの道は，南の島よりも暑いような気がしてならない。