シベリウス・ミュージアムでのコンサート
フィンランド4日目。午前中はトゥルク大学の教員養成コースに交換留学生としてヨーロッパ各国から来ている留学生8人と一緒に,インターナショナルスクールとトゥルク大学の附属学校の参観に出かけた。そして,午後は教員養成コースの副学部長と2時間ほど対談する機会を得た。
でも…,今日一番のニュースは,シベリウス・ミュージアムで開かれたコンサートに行けたことだ。
シベリウスはフィンランドの代表的な作曲家であり,1900年の『フィンランディア』は、国民の愛国感情を高揚させる名曲とされている。私もこの曲のCDを昨年購入したが,シベリウスのミュージアム内でコンサートがあると聞いて、トゥルク大学の先生と共に夜7時からの演奏会に入場した。建物自体に特徴があって有名なミュージアムだが,ステージとの境がない客席の最前列に座り,フルートやクラリネットなどの演奏を間近に観られて豊かな気持ちになった。芸術性と生活感覚が見事に統合されたホールでのハイレベルなコンサートは,今回の私のハードな出張スケジュールの中で,心の「ゆとり」を取り戻す貴重な時間になった。
フィンランド時間 8日 23:17
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