移動途中のトラブル
今回もまたハプニングがあった。
まず、成田からイェーテボリ空港に来るのに途中乗り継ぎのコペンハーゲン空港で、予定の飛行機がテクニカルトラブルで出発できないというアナウンスが流れた。といっても当初はデンマーク語とスウェーデン語でしか説明がなかったので私にはちんぷんかんぷん…(^_^;)。隣にいた人に下手な英語で尋ねて何とか対処。
次に、今日のイェーテボリ中央駅からコペンハーゲン中央駅まで国境を越えて走る新幹線を予約していたが、駅の電光掲示板にはその列車の乗り場を示す案内がない。横にスウェーデン語で何か書いてあるが意味不明。キオスクの店員にみてもらったら、なんと「キャンセル」だという。駅の窓口に駆け込んで代わりの特急列車を予約して対処。思いがけず、日本との違いを思い知ることになった。
私はインターネットでX2000(新幹線)のファーストクラス・チケットを295SEKで購入した。座席には電源コンセントと無線LANが施され、果物もコーヒーもフリーだから、昼食をとりながら仕事をする予定だった。しかし、代わりに乗った特急列車はグレードが落ちるのに、直前にチケットを購入せざるを得なかったからセカンドクラス・チケットでも440SEKと割高だ。私は145SEKの追加料金を支払って長距離特急に乗り込んだ。
出発した電車の中で検札に来た乗務員に、なぜX2000が運行中止になったのかと尋ねたが、「会社が違うからわからない」と笑顔で返された。外国での一人旅でトラブルに見舞われると、嫌でもコミュニケーション能力や生きる力が鍛えられる。きっとひどい英語なのに、発音やアクセントを全く気にせず、コンプレックスを感じることなく英会話している自分に驚くのだ。でも、やはり北欧諸国の言葉も勉強しないといけないなあ…と反省して、次の目的地のデンマーク語の本を取り出すことにした。
スウェーデン時間 18日12:30
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コメント
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私は仕事で海外に行くことはありませんが、休みを利用して海外への一人旅は、ぶらりとよくします。パッケージツアーが嫌いなので、現地での移動も宿泊も自分でなんとかしていますが、何とかなるものですね。海外に一人で行くと、文法も発音もきっとめちゃくちゃだろうけれど、自分でもよくしゃべっているなあと我ながら感心します。海外で一人窮地に立たされると、自分にもこんなことができるのかとびっくりします。今回初めてブログを拝見させていただきました。時々読ませていただきたいと思います。日本以外の国では子どもたちにどんな教育をしているのか、子どものどんなことに危機感を感じたり、何を大事にしているのかとても興味があります。
投稿: abe | 2010年3月19日 (金) 06時54分